台所用洗剤

洗剤には台所用、洗濯用、掃除用、トイレ用、風呂用などいろいろな用途のものがあるが、大きく石けん洗剤と合成洗剤の2種類に分かれる。

洗たく用洗剤と台所用洗剤の表示は「家庭用品品質表示法に基づく表示」が義務づけられているので、それを見れば石けん洗剤と合成洗剤の区別は容易につく。
「脂肪酸ナトリウム」や「脂肪酸カリウム」が主成分のシンプルな表記のものであれば石けん洗剤であり、たくさんのカタカナの成分が書いてあれば合成洗剤であると簡単に見分けができる。

洗濯用石けんの表示例

洗濯用石けんの表示例

合成洗剤の除菌パワーや酵素の力などさまざまなうたい文句は魅力あるように感じられるが、実はいろいろな問題があるようだ。

洗たくと台所洗剤に関する情報は以下のようなサイトや動画が参考になる。



ネットでは合成洗剤の危険性については肯定派、中立派、否定派とさまざまな意見が見られる。どれが正しいというよりは、何を信じるかで自分の実質的な現実であるバーチャル世界は構成されるのであるから、それは自由な選択にゆだねられるべきだろう。
私自身としては他のさまざまな情報による世界構造の認識と自分自身の使用経験から、合成洗剤の危険性については肯定派である。

日本のかつての高度成長期に海や河川の環境汚染が深刻になったときには、工場からの有害な廃液のたれ流しだけでなく、家庭から出る洗剤などの負の影響も強く叫ばれ、世の中の主婦の間では合成洗剤を避けて、環境にやさしい洗剤を選ぶという高い意識がかなり浸透していたと記憶する。
現在では日本の環境汚染対策が進んでいるものの、だからといえ合成洗剤を使い放題で問題はないということにはならないようだ。環境への配慮も洗剤を洗濯をする重要な判断材料であることに何ら変わりがない。

しつこい油汚れが簡単に取れるのは合成洗剤の利便性だが、人体や環境への影響とのトレードオフであることを思い浮かべることが必要である。

合成洗剤で平気で手を洗っているような風景を見ることがあるとゾッとする。合成洗剤の洗浄力は確かに高いが、それは汚れだけでなく人体に対しても強い作用を及ぼしていることは少し頭を働かせれば容易に想像できることだろう。

食品添加物などから遠ざかるようになって、体が正常な状態に近づくと五感も正しく機能するようになった。以前には全く気にならなかったのだが、合成洗剤を使用すると強い刺激臭が気になり、目への刺激も敏感に感じるようになった。強めの香料などの臭いを嗅がされると不快で、合成洗剤の危険性を隠すためのものだといつも感じてしまう。

台所用洗剤と使用方法に関する私自身の現在の選択は以下のようなものである。

  • 油汚れなどが全くない食器は洗剤を使わずなるべく水だけで洗うようにする。
  • 一定時間食器を水につけ置きしておくことで、余分な洗剤を使わないようにする。
  • 通常の食器洗いには良質な石けん洗剤を使う。
  • 落ちにくい油汚については石けん洗剤で2度洗いする。
  • しつこい油汚れの場合だけ合成洗剤を最低量だけ使用する。その場合直接手に洗剤がなるべく触れないように注意をする。
  • 漂白剤は作用が強いので扱いに注意をする。
  • 野菜や果物などを洗剤で洗うのは厳禁。
  • みそ汁などを作るのにも土鍋を使用しているが、合成洗剤は土鍋に浸透しやすく害があるとされるので、土鍋の洗いは水か石けん洗剤にしている。

私が現在愛用している台所用洗剤とグッズは以下のようなものである。

種類商品の概要
食器用洗剤パックスナチュロン キッチンシャボン
精製された植物油(ヤシ油)が原料
合成化学物質が無添加で、手肌におだやかな液体純石鹸
漂白剤パックス酸素系漂白剤
塩素や合成界面活性剤を使用していない
台所用と衣料用の両方に使える
キッチンスポンジパックスナチュロン キッチンスポンジ
目の粗いスポンジなので、水切れが良い
研磨剤などを使用していないので食器を傷つけない