このコーナーでは食品や日用品の以外での健康のために選択している情報やアイテムを紹介する。
テレビや雑誌などのメディアでは健康に関する情報が氾濫している。あまりに多量で多様な情報が発信されているため、それをまともに信じてしまう人々も多いが、両立はできないようなお互いが矛盾する健康対策も多く見受けられ信頼性は揺らいでいる。
医療・薬品・健康増進などの健康情報に関する裏事情やウソを告発する書籍やブログなども飛躍的に増え、氾濫する健康情報に何かおかしいと疑惑の目を向ける人の数は急増しているようである。
健康産業や医療にたずさわる人々の中には善良で真面目な取り組みをしている現場の人々も数多くいるだろうが、医療・薬品・健康グッズなどの健康に関わる大きな産業の安全よりも利益重視をする構造的な問題がある。科学的だと信じされている健康や医療に関する情報についてもデタラメが多いという指摘が数多くされている。
テレビなどのCMを注意深く見ていると、健康に対する不安を植え付けたり、間違った情報による商品価値の押し売りや商品イメージだけを無意識レベルで植え付けるイメージ戦略やブランディングなど、洗脳まがいの広告が氾濫しているのが容易に見て取れ、私は大いに不快を感じる。
氾濫する情報に踊らされてばかりいては、決して本当に健康になるための情報を手に入れることはできないだろう。都合良く用意されている確実な情報などというものはこの世に存在しないと考えた方が良い。
正確でない偽情報や洗脳に近いイメージ戦略などに惑わされないことが肝心である。そのためにはこの世の中の構造をより良く知る必要もあるだろう。
良いも悪いも選択は自己責任である。あらゆる選択の総体が自己を作り上げるのであるから、健康もまた結果的には自分の選択が作り上げるものなのである。
すべての人に対する唯一のベストな健康法の選択というものは存在することはないが、後悔することが少ないベターな選択なら探究心があればきっと自分に適したものは見つかるものだと思う。
昔ながらの生活の智恵の素晴らしさを見直す、ウソの無い真実を追究していると思われる誠実な研究者の成果に注目する、身の危険をもかえりみず正しい情報を告発する情報発信者の情報に耳を傾けるなど、より正しい情報に近づく道はさまざまにあるだろう。
そして、何が正しいと思われるかをその時々で判断して選択するかは全く自己責任である。特定の他人やメディアに対しては参考にすることは良いが、思い込みや依存しすぎはカルト宗教と同様に危険であり、不安定な生き方へと通じるので注意が必要だ。